2011/12/08

DESIGN TIDE 2011

つづきです。
今更のデザイナーズウィークネタすみません。


デザインタイドに行きました。
自分の中ではこちらがメインでした。


















最終日に行きました。
今年から展示だけではなく、TIDE TABLEというトークも始まりました。
いい席でばっちり聞けました。

谷尻誠  中村竜治  中坊壮介

の3名のお話でした。
谷尻さんは、第1回、2回のデザインタイド会場構成デザインをご担当。
中村さんは、第3回の会場構成デザインをご担当。
中坊さんは、第4回(今年2011)の会場構成デザインをご担当。

それぞれの方へのデザイン依頼の成り行き等から聞けておもしろかったです。
まず、缶ビールで乾杯からのスタート。
プシュー
えっ、そんなこっちも飲みたいわという気持ちで見てましたが、
お酒の効果で多少口が滑らかになったそうです。
ぶっちゃけトークを仕掛けるかんじだったみたいです。



私は谷尻さんの第2回から見に行っていました。

今回の2011の会場構成デザインの話で中坊さんの
話を特にメモとってたので、それを書きます。


今年の会場は、昨年までと違い、すごーくすっきりとシンプルな印象。
良く言えば、簡潔できれい。悪く言えば、あれ今年はあんまりデザインされてないのか?
と思ったかんじです。
でも中坊さんのお話を聞くと、それは納得に変わりました。

会場を、写真スタジオにしようと思ったそうです。
プロダクトデザイナーである氏が、
プロダクトデザイナーとして、作品が一番きれいに見えるように空間を作りたい、
という思いで考えたそうです。
中坊さんは一昨年に作品を出展する側だったので、
出展者としての気持ちで考えられました。

第2回の谷尻さんによる雲のような会場構成は、作品にスポットが当たっているけど、
その後ろに立っている出展者の人の顔が見えない。
ネット上での来場者によるブログ等で載せられた写真は、
あまり作品が良く写っていなかったそう。
そうした思いから、作品を一番にキレイに見せるための会場構成にしたそうです。

















会場全体の写真を撮ってなかったですが、
上と下の写真で、作品の背景が白いスクリーンなのが分かるでしょうか?





















このスクリーンの後ろから大きなスポットライトを当てています。
照明はカメラマンに頼んだそうです。すごい。
このスクリーンもかなり巨大で、たわみが無いよう吊るのが
とても大変だったそうです。
何度も検証してモックアップを作って方法を生み出したそうです。

しかし、お話を聞いたあとにもう1回会場を見ると、
全然違う視点で見ることができて、おもしろかったです。


























ちなみに、第2回の雲のような会場デザインの写真。
たしかに、作品よりも雲が気になる。。
でも、私は個人的には空間を作る方なので、
初めて行ったこのデザインタイドに感動しました。
かなりの衝撃を受けたのを覚えています。
これで、谷尻さんのお名前を知ったし、すごい感銘を受けました。


















中坊さんがおっしゃっていた、
デザインイベントとして来場した人が、わーっとなる要素がなくてはならない
ということもあるし、作品を出展するデザイナーとしての思いもあるし、
難しいところだなと感じました。

色々考えることができておもしろかったです。

がんばろう。

TOKYO DESIGNERS WEEK 2011

なんでか文字にアンダーラインが…!直せない。。
別に強調じゃないので気にしないで下さい。笑

一人暮らしを始めて1年が経ちました。
慣れすぎて最近は実家に帰る方が違和感なかんじです。
ってしょっちゅう帰ってますが。笑



更新遅くなちゃいました、今更ながらデザイナーズウィークレポすみません。。

昨年、明治神宮外苑のメイン会場に行ってなんだかあまりいい記憶がなかったので、
今年はそっちには行かず、六本木を中心に回りました。
去年のメイン会場はなんだか学生の文化祭的なノリに感じました。
いや、自分も大学の時、まさに学生展で出展していたのですが。苦笑
プロ意識の芽生えと調子に乗ってるんだと思います。
ごめんなさい。






















まずは、スペイン大使館。
白い空間に間仕切り壁のところにオレンジのカッティングシートで
空間を作っていました。おもしろいー!
簡易的な展示空間ですが、3Dを感じるというか、ダイナミックな空間で
すごいおもしろい構成でした。窓もすごい効果的。
つい覗きたくなっちゃう。





















展示作品はスペインの最新デザイナーのもの。

















これかわいい♡
スツールきのこみたい。脚が紙を巻いたようになっていてかわいい。





















次にデザインタイドに行きましたが、それは後ほど別で書きます。
上のは、ミッドタウンのエルメスハウス。すごーい!
いろいろ雑誌にも載ってました。
いきなりミッドタウン内に現れるこのかんじ。





















中の写真がなぜか全部ブレてて、ごめんなさい。
唯一のいいのは、壁面の間接照明の裏側のこれ。
かぐや姫の竹みたい。

















上から見たエルメスハウス
夕方見たのでやんわりと
光がもれてきれいでした。






すごい余談ですが、今発売中の
一人暮らしのインテリアの雑誌に私の部屋載ってます。笑
ここでなんとなく宣伝。笑
すごい顔で載ってるので、見つけた方はそっと心にしまっておいてください。



2011/10/29

横浜トリエンナーレ2011 その2





















今月半ばに2回目で行ってきました。
前回と同じく、造形の友達の絵画科の横山くんと行きました。
ありがとうー!

1日では全部回れなかったので、
今回は残りのBank ARTに行ってきました。
チケットが横浜美術館とBank ARTとで違う日に
入場できるシステムだったので良かった!






















入り口入ってすぐにこのカバ!
結構大きかったです。おおーってなりました。
高さは1mぐらいでしたが、そのまわりの土?とかが半端ないボリューム。





















どーん ぶわーって口でかっいなー
なんかわざと(たぶん)下の方に、靴で踏んだ跡とかありました。
この素材は粘土なのか?土?陶芸の粘土か?
中は木の下地がちゃんと組まれて型取られていました。























1階の木の根っこ。
奥の方の人でこの大きさ伝わるでしょうか。
ものすごい迫力でしたー!!
この木の上の繋がりが、2・3階と続いていました。
しかし根っこ、どうやって天井にくっついてるんだろう。。
かなり重そうだし。すごいなあ。






















これは塩のかたまりでできたもの。
奥には映像があります。
影もきれい。かわいい。
ふわふわ浮いててなんとなく暗い雰囲気にマッチしてて。




会場内では撮影禁止のところ多数であまり撮れなかったです。
2階の撮影禁止のとこが一番おもしろかったのにー!

あと映像作品が多かった。回るのに時間かかりました。
古いアメリカ映画みたいなものもあったりしておもしろかったです。

ちょうど行った日に戸谷成雄さんのトークがあって聞けました。
さっきの根っこの下に椅子が並んでそこで聞きました。笑

























そのあと、馬車道駅すぐ近くのYCCというところに行きました。
古い建築の天井がとっても高い空間に、温室??
写真だとよく見えないですけど、中にはバンドセットがあります。
ドラムと民謡楽器みたいなのとかおいてあって、
無人で音が流れてるからあれ?って思ったら…
中にコンポがあって普通にそこからBGM流れてるだけでした。笑
スケジュールが横に書いてあって、ライブをやるみたいでした。
この温室の中に入ってやるのかな…えっかなり狭いけど大丈夫かな…



これで横浜トリエンナーレ主要なところは全て行けました。
いよいよ11/6までです。もうすぐ終わっちゃう。

あと今日からDESIGN TIDEが始まって、
来週からはDESIGNERS WEEKが始まりますねー
行かなくちゃ!たのしみ!