2010/05/23

はなよめきぶん


















ブライダル調査で、ブライダルサロンに行ってきました。

MIKIMOTO Ginza2

伊東豊雄さん建築のピンクのかわいいMIKIMOTO Ginza2
あっwebかわいいので見てみてください。↑くりっく(※音鳴るので注意)
B1Fから2Fまでがショップ。3Fがカフェ。
4Fがブライダルサロンです。

ブライダルジュエリーのレンタルです。
ジュエリー試着室もあり、試着用ドレスを着てヘアメイクも軽くして合わせて見れるそうです。
もう、HPで見ていいなと思って行ったのですが、もう、とてもすてき。。。
白が基調で、壁面はピンクのグラデーション。
間仕切りに白のランダムなライン。
お上品でエレガントだけど、かわいさがある。ジュエリーが映える空間でした。

店員さんもとってもかんじよく対応してくださって、
ティアラのカタログいただきました。いつかの日のためにとっておこ…笑
























吹き抜け階段にある吊り照明シャンデリア。
これ、うごくんです!!
ゆっくりと上にのぼっているのをじーっと見てました。なんで動くんだろ…?



















2Fショップ。(3Fの階段から)
このコーン型什器、上部の白いラインのとこがスリットになっていて、
内部にLEDが仕込まれていました。きれいな光がもれていいかんじ。

上のストリングカーテンもかすかに空気で揺れてきれいでした。
ミキモトの気品がとても表れている空間でほんときれい。

内装設計は、西脇一郎デザイン事務所。

真珠の深海を表したような、
エメラルドとコバルトブルーの壁面(左官?)に触りまくりました。


ああ今日は雨なので、尾骨にひびきます…
一応完治したと医者に言われたのですが、骨変形してるそうです。笑



2010/05/15

ポスト・フォッシル with フジモトサン


















21_21 DESIGN SIGHTの展覧会&トークに行ってきました。


POST FOSSILポストフォッシル:未来のデザイン発掘 展
トークシリーズ「ポスト・フォッシルな人々」vol.1 藤本壮介


まず展覧会。

展示空間は、間仕切りが一切なく開放感。
それぞれの作品がのびのびと在り、楽しい空間でした。
でもとにかく作品数が多い!総展示作品数82点!
一つひとつおもしろいからすごいボリュームでした。
受付で渡される作品解説リストと、作品近くにある番号を照らし合わせて観る形式。
リストが一枚紙を折りたたむ形だったので、冊子だったらもっと見やすかったなあ、と思いました。

私が印象に残ったのは、
31 ハーム・レンシンク「ドメイン」
竹で編まれた空間が生まれてて、中に入りたくなりました。
あと、
35 ピーター・マリゴールド「スプリット・ボックス」
74 ディグナ・コッセ「人体サイズのセラミック」
などなど。

ギャラリーツアーとかあるみたいなので、その日時に行った方が解説聞けていいと思います。
わたしは今日は、藤本さんがトーク前にスタッフの方と展示見ていてその解説を横で聞きながら見てました。笑


そしてトーク。

藤本壮介さんの著書「原始的な未来の建築 Primitive Future」からも一目瞭然の、
今回の展覧会テーマに合ったクリエイターとして会場内でトークが開催されたそうです。

藤本さんの作品をスライドで見ながら、建築に対する考え方をお話されていました。
何よりもその話し方に吸い込まれました。。
すごく聞きやすかったし、
さりげなく”コンペ”を「設計競技で、選ばれると実際に実現する」と言い換える、
誰にでも分かりやすい言葉で話すとか、そのプレゼンテーション能力の高さに、さすが!って感じました。
クライアントに対する言葉・話し方なのか、協力業者に話す言葉なのか、などなど…
この前ミーティングでも出ましたが。。
やっぱりプレゼンの仕方、大事ですね。


来月、ムサ美の図書館が公開みたいです。
行かなきゃ!



















そのあと、念願のとらやに行きましたー!
いつもミッドタウンのとらや混んでて…
今日は並んで入りました。むみありがと。
あんみつ…あんこの程よい甘さとつぶの食感、たまりません。

店舗のファサードに使われている白い穴あき四角タイルが店内のパーテーションにも。
黒いカーペットの柄も四角の模様でたぶん特注かしら。
テーブルの天板だけ白で浮いて見えてきれい。
お盆も黒いから、あんみつが映えるかんじ。

ショップカードも四角タイルの柄が型押しされてる!すごいかわいい。
やっぱり、お店の細かいことろまでトータルコーディネートしたいです。
サインとかメニューとか全部合わせないといけないなと改めて思いました。



















MUJIの横のこの光の竹道好き。
てかミッドタウンの空間がとても好きです。
ショップめぐりしました。

2010/05/12

MMM
















本日は、業務報告・連絡で失礼致します。


日本内装工業会 勉強会 in 住友3M


①内装用フィルムー塩ビシートの3M製品「ダイノックシート」

いわゆるシート貼に用いられるダイノック。
ダイノックシートの "Di - Noc " の名前の由来を初めて知りました。
ラテン語の、 'Diurno'(昼)と、'Nocturn'(夜)の組み合わせで、
「昼も夜も美しく」という意味が込められているそうです。ラテン語とは…!
なんかロマンチック。。。

もともと、ダイノックは自動車の車体に木目貼りがアメリカで流行したそうで、
それが内装・建築業界に応用されたそうです。

簡易施工が特徴のダイノックですが、
主に4つのダイノック製品が紹介されました。

●ネオックス
 汚れがつきにくい。水廻りに使用されるが、最近はその防汚性から喫煙室の壁面に使われる事例も。

●玄関ドアリフォームシート
 粘着力が強く、耐候性も良い。団地の玄関ドアなど凹凸の激しい面や意匠凹凸のある面にもフィルムなので対応可能。

●フィクサル
 外装用フィルム。通常外装塗り替えでは足場を組まなければならないが、フィルム貼ではゴンドラでの施工が可能。
 大幅なコストダウンが図れるそうです。

●ホワイトボードフィルム
 壁面に貼ることで、それ自身がホワイトボードの役目を果たす。スクリーンに映像を映しだしながら、マーカーで直接壁に書き込める。
 オフィスの会議室や、学校の教室、幼稚園の壁面に貼れば自由にお絵描きができる。
 通常のホワイトボードを置くより、スペースを有効活用できる。

※ダイノックの主な納入事例…ミッドタウン ガレリア柱型、吹き抜けホール(竹の柄)など
              太陽の塔もダイノック貼!塗装だと思ってました。びっくり。18年くらいで貼替えたそうです。



②ガラスフィルム
割れたときの飛散防止、意匠性、遮熱効果 が主な役割。

●Fasaraガラスシェード
●Scotchtint Nanoシリーズフィルム

高透過・紫外線99%カット・赤外線90%カット・走光性の防虫効果

フィルムを貼ったガラスが割れると、放射状に割れてほとんど飛び散りません。
動画で見せていただきました。
また、フィルムを貼ったガラスと、貼っていないガラスにライトを当てて手で遮熱効果を体感しました。
全然熱くないです。すごい!
窓ガラスに貼れば、放射熱を遮断でき、空調を効率利用でき、CO2削減につながります。

内貼りで、耐久性は10〜15年。
トップライト下では5〜7年だそうです。


以上、報告レポートでした。文で分かりにくくてすみません。
資料回覧します。



 

2010/05/05

ひまつり・・・二日目
















翌朝。
笠間陶炎祭(ひまつり)二日目です。
笠間芸術の森は丘がぽこぽこしていて歩いているだけで楽しいです。
建物も結構こってます。
笠間焼の焼物を外壁など随所に取り入れていて、おもしろい。


















↑これ、すごいです。
この壁面に使うためにタイルデザインして一つひとつ焼き上げて積み上げてるんでしょうね。
ただここ、駐車場に向かう裏道なのですが…笑
もったいない〜
表にもあったけど、ここは駐車場に行く人しか見れないので。
でもでも、こだわりがっちり感じました。


















うふふ。
ろくろ初体験しちゃいました。
けっこう力いるし疲れましたが、かなりおもしろかったです。
はまりそう。
お皿と、ビールタンブラー作ったので、焼き上がり2ヶ月後が楽しみです。

笠間工芸の丘で体験できます。




















ひまつりの会場では、陶芸作家さんがそれぞれブースで作品を展示していて、
お客さんが気に入ったものを購入できます。
ブース作りも手作り。
その雰囲気がでてて見て歩くだけでおもしろかったです。
ただ…炎天下で暑かった。笑


















芸術の森内にある、笠間陶芸美術館に行きました。
"The Kasama ルーツと展開" 展 が開催されています。(〜6/20まで)

建築も吹き抜けでエントランスロビーがおもしろかったです。
展示室も、B1はテーマごとに色分けされて背景、キャプションが分かりやすく非常に良かったです。
サインもきれいでした。
展示ケース内照明もLEDでユニバーサルがきくもので、最新のものでした。
しかもその照明が目に入らないように、全面ガラス上部に擦りガラスフィルムが貼られていました。

ちなみに、'笠間焼' とは?
信楽焼から影響を受け、益子焼に受け継がれたものだそうです。

























術の森をあとにし、回廊ギャラリー門に行きました。
古民家の家具や建具を使用した内装で、壁は和紙を貼ったような。
中庭を囲んでロの字に建物が組んであって、まさに"回る"かんじです。



















お茶とギャラリーを見に、sovvasovaにいきました。
雑誌掲載効果と、ひまつり効果で、すごい混んでました。
まあ、わたしたちも雑誌を見てきたそのうちですが。笑

そば粉の倉庫であった大谷石倉庫を改装し、ギャラリー、雑貨屋、カフェに。
廃材とアンティークな古き良きものを使ってできていました。
わたしはとっても好きなテイストで大満足。






















店内は、二階吹き抜けで、想像より広い空間でした。
白い廃材つぎはぎの壁面の奥が二階。
照明も落ち着いていていいかんじ。
ソファ席で寝入っている人もいました。笑


















そば粉クレープ
もちろんおいしかったです。素朴な甘さでやさしいお味。
また食器がにくい笠間焼でおいしさそそります。

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という、笠間の旅でした。
今年のひまつりは5/5の今日で終わってしまいますが、
普通に休日ふらりと行ける距離なので、
陶芸に触れてたくなったらぜひ


ひまつり・・・一日目












笠間の旅


一泊二日で、陶芸の街、茨城県笠間に行ってきました。
笠間芸術の森で開催されている笠間の陶炎祭をメインに見に行きました。この祭りの詳細はのちほど。。

一日目、GWの渋滞に巻き込まれ、通常なら東京から1.5時間で着くのに倍の3時間かかりました。
おつかれおつかれ。
お昼に到着してランチに入ったcafe WASUGAZEN
笠間芸術の森の近く、ギャラリーロードにあります。













グリーンカレー
めっちゃおいしかったです。
ただ辛いだけでなく、深みのある味でチキンに旨味がしみ込んでて〜
三人で行ったので、あとひよこ豆のカレーとハヤシライスを食べ合いっこ。
すべてうまい。
デザートのくるみタルトとチーズスフレも本当おいしかったです。
すいませんグルメリポートで笑

食器はやはり陶芸の街ならではのすてきな器。
おいしさをひきたてます。
やっぱり、器って料理の次に大切だと感じました。
















そのあと、私は単独行動で笠間日動美術館へ行きました。
銀座の日動画廊の創始者の方が、笠間に創設した美術館です。
竹林とガラス貼の近代的建物のコントラストがすてき。

企画展で、ピカソの元妻フランソワーズ・ジローの回顧展を開催していました。
3月に銀座シャネルでも開催していたみたいです。見逃してました。
初めて生で作品を観て、驚愕。すごいパワー。
鮮やかな色彩と、キュビスムの画面構成…圧巻。
具象もあったけど、抽象とか具象とかではなく、そのモチーフから感じ取り表現することがモットーだそう。
とにかくすごい良かったです。

フランス館では所蔵品のコレクションが展示されていました。
とにかく有名どころをたくさん集めたなあーというかんじです。
時代別か、ジャンル別か、なにかカテゴリー分けをしないと、せっかくの巨匠たちの作品が
羅列されて終わってしまう雰囲気で。。もったいない感じがしました。
本当にそうそうたる面々だったので。ルノワールの彫刻なんて初めて観ました。
でもマンズーの彫刻にクモの巣を発見してしまい…ちょっとしょっく。。。

















一人行動で、美術館のあと笠間稲荷神社へ参拝に行って、
徒歩30分かけて芸術の森に戻り、合流。
天気よかったのでとても気持ちよかった〜いい運動。
二人は陶炎祭の会場で陶芸作家さんの陶器をお買い物していたみたいですねえ。

夕暮れになり、会場では音楽が。
bossanovaとjazzを聞きながら、ビールとワイン。
うわあ最高。。

スカイロッジに泊まり、一日目終了。
二日目につづく…